インプラント治療について

歯根より失ってしまった場合の3つの治療法

インプラント断面図

歯を歯根より失ってしまった場合の術式は、『入れ歯』『ブリッジ』『デンタルインプラント』の3つに大別されることは前述しました。ここではそれらのメリットとデメリットについて考えてみます。まず、入れ歯についてです。入れ歯は、手術を伴わず導入することが可能です。

しかし、入れ歯は、どんなに上手に作っても、噛む力は入れ歯にする前に比べ、20〜40%程に落ちてしまいます。また、固定することが難しい点も問題としてあげられます。ブリッジは入れ歯と違い固定されるため、入れ歯のように噛む力が落ちることはありませんが、ブリッジを掛けるために健康な歯を削らなければならない点に問題が残ります。また、ブリッジの下の部分に隙間が出来るため、そこに食べ物かすが溜まってしまい、口腔衛生を保つのが難しい点も問題としてあげられます。

デンタルインプラント(単にインプラントと略されることが多い。人工歯根、口腔インプラント、歯科インプラントと呼ばれることもある)は、歯と共に失ってしまった歯根を人工的に作成し、その上に人工の歯を取り付ける技術で、導入後はあたかも自分の歯がよみがえったかのように噛むことが出来るようになります。ただ、インプラント手術を受けることができない方(チタンに対するアレルギーがあるなど)がおられる点や、自分の歯の場合と比べ、歯周ポケットが出来やすいため、口腔衛生を保つためには、良く歯を磨く必要がある点など、いくつかの問題もあります。